転職をしよう!と決意すると、履歴書・職務経歴書の準備が
必須となります。
履歴書の方は簡単に書けると思いますが、
職務経歴書はいざ書こうとすると書けない!と
悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
今回は人事採用担当者の目に留まる職務経歴書を書くコツ
をご紹介します。
コツをつかんでしまうと、書類選考の通過率も
ぐんと上がりますよ‼
職務経歴書を書く準備
キャリアの棚卸をしよう
キャリアの棚卸ってよく聞く言葉だけど、
いったいなんだ?と思いますよね。
就職活動の時に行った自己分析と似ています。
具体的に言うと、
- 経験職種や仕事内容を洗い出す
- 価値をどこに置くか決める
- 職務経歴の強みをどこにするか決める(転職の方向性と照合する)
ということになります。
1.はとにかく自分はどんな仕事をしてきたのかを、
できるだけ細かく書いてみましょう。
案外忘れている実績もあるかもしれません。
少し時間をかけてじっくりと洗い出してみましょう。
2.はどういう実績をあげてきたのか、その中でどういうことを
工夫しただろうか?
その結果どうなった?
ということを自問してください。
3.は自分にはどういう強みがあるか?です。
その強みを活かして、今後どうなりたいのか?
まずは自身でとにかくたくさん書き出してみましょう。
職務経歴書の書き方のコツ
具体的に、どのように職務経歴書を書いていったらいいのかを
解説していきます。
職務経歴書の基本のコツは以下の通り!
- A4 1-2枚程度、多くても3枚までにまとめる
- レイアウトや書式は見やすいものに
- 簡潔な文章か箇条書きで書く
- 職務内容の文章は短く体言止めがベター
- 年号は西暦なら西暦で統一する
- 日付は提出日に更新‼
では早速内容についてみてみましょう。
経歴要約
自身の経験を3-4行でまとめます。ここはつかみとなるので
人事担当者に興味を持ってもらえるように書く必要があります。
ダラダラと経歴を書くのではなく簡潔に、強調したいポイントを
しっかり入れて書きます。
職務経歴・内容
職務経歴と勤務先情報を記入します。
- いつからいつまで(期間)
- どんなことをして(内容)
- どんな成果をあげたか(具体的な実績)
会社の規模などもイメージができるよう書いておくとよいです。
(資本金、従業員数、担当部署など)
入社、退社、異動、昇給など、キャリアの転換期についても記載します。
マネジメント経験があれば部下の人数などイメージがつきやすいように
記入しておきます。
PRポイント・実績
自分が工夫をしたこと、実際にどういう効果があったかという
実績を具体的に、できるだけ数値化して書きましょう。
誰が見ても客観的にわかるように書いておくことがポイントです。
資格など
業務と関連のある資格があれば記入します。
あまり関係のないものをたくさん書くのはやめましょう。
自己PR
文章の場合は5行ほどにまとめます。
これまでの経験から自分にはどういう強みがあって、これから応募する企業でどんな成果が上げられるかをしっかりと書いて、自分を売り込みましょう‼
一度人事担当者の側に立ってみて、読んでみてください。
会ってみたいと思うようなPRになっていますか?
提出前にチェックすること
経歴詐称ととれるようなことはないか
うっかり間違えたでは済まされないので、大学在籍期間や
各職場での在籍期間、担当職務など偽り・誤りなく記入しましょう。
誤字・脱字に注意
書き終わったら何度も見直し、誤字脱字はないようにしましょう。
人事担当者の目線に立ってみる
人事担当者がチェックする項目は、
- 仕事内容
- 仕事への姿勢
- 実績
- 自社で活躍できるかどうか
なのです。
もちろん実績が一番ですが、熱意が伝わるような職務経歴書に
する必要があります。
何度も読み直し、人事・採用担当者がたくさん書類を目にする中で
会ってみたいと思えるような職務経歴書になっているかどうか
チェックしてくださいね。
プロの転職コンサルタントにチェックしてもらう
人材紹介会社の相談は無料です。
プロの転職コンサルタントに相談をするのもよいでしょう。
ただし、人材紹介会社のコンサルタントによっては、経験が少なかったり
職務経歴書の細かいチェックまでしてくれない可能性もあります。
自分からどんどん質問していきましょう!
まとめ
いかがでしたか。
職務経歴書を書く準備として、キャリアの棚卸をする。
職務経歴書に書くべきは
- 経歴要約
- 職務経歴内容
- PRポイント・実績
- 自己PR文
提出前にチェックすべきは
- 経歴詐称にならないように抜け・漏れなく記入
- 誤字・脱字
- 人事担当者の目線に立つ
困ったら人材紹介会社のコンサルタントに相談する
たかが職務経歴書ではありません。
キャリアに自信があっても、たくさんの応募書類に埋もれてしまったら
意味がありません。
それにしっかりと記入されていない職務経歴書からは
仕事の意欲は伝わってきません。
ぜひ今一度しっかりとコツを見直して、
あなたの人柄や仕事への積極的な姿勢が伝わる
魅力的な職務経歴書を完成させてくださいね!